改めてSV503 70EDで”初”電子観望
2023-11-04



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先日は速報版でしたので、改めてSVBONYのSV503 70EDとUranus-Cとの組合せでの電子観望結果です。
<準備編>
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この鏡筒を入手した際、レデューサがセットになっていたのですが、実は70ED用ではなく80ED用のものでした。前所有者がこれで使っていたのであれば問題はないだろうし、80ED用の方が2インチバレル取り付けなので汎用性もあるし・・・。ただ、焦点が合う位置など念のため昼間のうちに確認をしておきました。いつものように、電柱を使って拡大率を確認。たしかに0.8倍になっています。合焦位置も延長チューブを5mm〜30mm交換してみましたがどれでも合焦しているようでした。
<初観望編>
今回はレデューサなしで、焦点距離420mm F6の見え具合を確認してみます。焦点を合わせるため天頂ミラーを使用しています。まずは、朝部分月食だった満月を。
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写真のとおり、ちょうど画面いっぱいにおさまるサイズになりました。8/31がスーパームーン(今年最大の月)だったばかりなので、よさそうかな?
満月の夜の星雲星団撮影になりますので、淡いガス星雲や銀河は避け、ちょうどこの時期に天頂付近にいる惑星状星雲〜M27:亜鈴星雲とM57:リング星雲を被写体に決めました。
そのままの撮影結果がこちら。満月なのでかなり明るい状態になりました。
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これをステライメージでレベル調整出整えたのがTOP画像です。なかなかのサイズです。(Uranus-Cは、センサーサイズが1/1.2型:11.2×6.3mm、解像度が3856×2180dot)青ハロも少し出ますが気にならない程度です。
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2倍に拡大(2000×2000サイズ切り出し)するとこんな感じ。この”透け感”がいいですね!ゲイン:550、露出時間15sで480s分(32Frameスタック)の結果ですが、少しざらつき感があるようです。
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次にM57:リング星雲です。さすがに小さい星雲なので、全体画像ではこんなサイズ。もちろん、”リング”形状であることはちゃんとわかります。同様に3倍に拡大(約1500×1500切り出し)するとこんな感じ。リングの中央の星もなんとなくわかります。
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短くて軽い扱いやすい鏡筒で、これだけ写ってくれればいいんじゃないでしょうか。今回は満月下での撮影でしたので、改めて月なし夜に撮影したいと思います。


[道具]
[星空ながめ]

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